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リビングの広さを見直した決断

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ときど

土地探しとはどのようなのか?マイホームを建てる人はどういう行動をしているのか?などを発信します。

家づくりを考え始めたとき、リビングはできるだけ広く取りたいと思っていた。

家族が集まる場所。
来客を迎える場所。
家の中心になる空間。

そう考えると、広いほうが良いに決まっている。
そんな思い込みが、どこかにあった気がする。

 

打ち合わせでは、自然と「何帖まで広げられますか」という話になる。

少しでも広く。
できるだけ余裕を持って。

そうやって広さを優先していくうちに、他の空間が少しずつ圧迫されていることに気づいた。

収納が削られる。
廊下が狭くなる。
個室が窮屈になる。

それでも、リビングは広いほうがいいと思い込んでいた。

 

考えが変わったのは、実際の生活を具体的に想像したときだった。

家族全員がリビングに集まる時間は、思ったほど長くない。
それぞれが自分の時間を過ごすことも多い。

広い空間を常に使い切れているイメージが、だんだん湧かなくなってきた。

 

担当の方から、「広さ=快適さではありません」と言われたことも印象に残っている。

家具を置いたあとの動線。
人の距離感。
音の響き方。

そうした要素が、くつろぎやすさに大きく影響するという。

広すぎると、かえって落ち着かないこともある。
その言葉は、少し意外だった。

 

リビングを少しコンパクトにしたプランを見せてもらうと、印象は想像以上に良かった。

必要な動線は確保されている。
ソファとテレビの距離もちょうどいい。
家族の気配を感じやすい。

「これくらいで十分かもしれない」と、素直に思えた。

 

リビングを縮めた分、他の部分に余裕が生まれた。

収納が増える。
洗面や脱衣室が使いやすくなる。
廊下に無理がなくなる。

暮らし全体を見たとき、その変化はとても大きく感じられた。

 

リビングの広さを見直した決断は、
家づくりを「見せる空間」から「使う空間」へ切り替えた瞬間だった。

数字や帖数よりも、
どう過ごすか。
どう感じるか。

それを基準に考えたことで、家全体のバランスが整った気がしている。

広ければいい。
大きければ安心。

そんな思い込みを手放したことで、自分たちにちょうどいい住まいが、少しずつ形になってきた。

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