ときど土地探しとはどのようなのか?マイホームを建てる人はどういう行動をしているのか?などを発信します。
家づくりの打ち合わせが進む中で、玄関の細かな仕様について考える場面が増えてきた。
その中で、意外と悩んだのが「玄関に窓をつけるかどうか」という点だった。
明るくなりそう。
風も通りそう。
なんとなく気持ちがいい玄関になりそう。
そんな良いイメージがある一方で、本当に必要なのかという迷いも同時に生まれていた。
最初は、玄関は照明があれば十分ではないかと思っていた。
日中は外出していることも多いし、夜は照明をつける。
そう考えると、わざわざ窓をつける意味があるのか分からなかった。
さらに、防犯やプライバシーの面も気になった。
玄関は道路に近いことが多く、外からの視線が入りやすい場所でもある。
窓をつけることで、家の中が見えてしまわないか。
逆に、不安が増えてしまうのではないか。
そんな迷いを抱えたまま、担当の方に相談してみた。
すると、「玄関の窓は、大きさや位置がとても大切です」と教えてもらった。
腰より高い位置に小さな窓を設ければ、光は入るが視線は入りにくい。
すりガラスにすれば、明るさは確保しつつ、プライバシーも守れる。
窓をつけるか、つけないかではなく、
「どうつけるか」が大切なのだと分かってきた。
実際に、窓のある玄関とない玄関の写真を見比べてみると、その差は想像以上だった。
昼間、照明をつけなくても自然光が入る玄関は、空気がやわらかく感じられる。
扉を開けた瞬間に、外の明るさを少し取り込めるだけで、気持ちが違う。
玄関は、外と中の境目にある場所だからこそ、光の入り方がとても重要なのだと思った。
また、防犯の考え方も少し変わった。
暗い玄関は、人の気配が分かりにくい。
逆に、昼間でもほんのり明るい玄関は、生活感が感じられ、安心感につながる。
必ずしも「見えないこと」だけが安全ではない。
そうした視点を持てたことは、大きな学びだった。
最終的には、必要以上に大きな窓ではなく、
明るさと安心感を補うための小さな窓を採用する方向で考えるようになった。
全部を取り入れるのではなく、ちょうどいい形を選ぶ。
その積み重ねが、後悔の少ない家づくりにつながるのだと感じている。
玄関に窓をつけるか迷った時間は、
「当たり前」を疑い、自分たちの暮らしに合う答えを探す大切な時間だった。
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