ときど土地探しとはどのようなのか?マイホームを建てる人はどういう行動をしているのか?などを発信します。
家づくりの打ち合わせで初めて本格的な間取り図を見たとき、正直なところ「なんとなく分かるようで、よく分からない」という感覚だった。
線と数字で描かれた図面は、頭の中では立体的な家として結びつかず、これで本当に暮らせるのか少し不安にもなった。
しかし、担当の方に説明を受けながら、一つひとつの部屋の役割や動線を聞いていくうちに、少しずつ実感が湧いてきた。特に印象に残ったのは、数字の持つ意味だった。
「6畳」「8畳」と言われてもピンとこなかった広さが、家具の配置や生活動線と結びつくことで、急に現実味を帯びてきた。
間取り図を見て初めて実感したのは、「家は広さよりも使い方」だということだった。
廊下が長いと、その分部屋は狭くなる。
収納の位置が悪いと、日々の動きに無駄が生まれる。
図面上のわずかな違いが、暮らしやすさに大きく影響することを知り、間取りを見る目が変わった。
また、窓やドアの位置も重要だと気づいた。
どこから光が入り、どこに視線が抜けるのか。
間取り図を指でなぞりながら、「朝はここが明るい」「ここは少し落ち着いた空間になりそう」と想像することで、ただの図面が“暮らしの設計図”に変わっていった。
同時に、「完璧な間取りは存在しない」ということも実感した。
希望をすべて詰め込めば、どこかに無理が出る。
その中で、何を優先し、何を手放すのかを考えることが、家づくりなのだと思うようになった。
間取り図を見て初めて実感したのは、家づくりが理想の形探しではなく、自分たちの暮らしを言葉と形にしていく作業だということだった。
図面を見るたびに、家への距離が少しずつ縮まっていくのを感じている。
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