ときど土地や住宅をお探しのお客様はどんな行動をしているの?またどんな疑問を持っているの?実際に注文住宅を建てた経験などで感じたことも
最初の間取り提案を見てから、「ここをこうしたい」という思いは少しずつ出てきていた。
リビングはもう少し広くしたい。
収納は使いやすい場所に欲しい。
動線ももう少しスムーズにしたい。
頭の中にはイメージがある。
けれど、それを言葉にするのが思っていた以上に難しかった。
打ち合わせの場で、「どうしたいですか」と聞かれる。
そのとき、うまく説明できない自分がいた。
「なんとなくこうしたい」という感覚はあるのに、それを具体的に伝えられない。
結果として、曖昧な言い方になってしまう。
すると、うまく意図が伝わらず、少し違う形で反映されることもあった。
図面を見て、「そういうことじゃなかったんだけどな」と思う。
けれど、自分でもうまく説明できていなかったことに気づく。
その繰り返しで、少しもどかしさを感じるようになっていった。
「どう伝えればいいんだろう」
そう思いながら、これまでの打ち合わせを振り返ってみた。
その中で気づいたのは、「イメージのまま伝えようとしていた」ということだった。
ふんわりした感覚のままでは、相手に正確に伝わらない。
そこで、少しやり方を変えてみることにした。
具体的な例を探してみる。
写真や施工事例を見ながら、「こういう雰囲気が近い」と伝えてみる。
また、「なぜそうしたいのか」も一緒に考えるようにした。
例えば、「収納を増やしたい」ではなく、
「帰宅後すぐに荷物を片付けられるようにしたい」といったように、目的を言葉にする。
そうすることで、少しずつ伝わり方が変わっていったように感じた。
担当の方からも、「イメージだけでなく、理由を教えていただけると提案しやすいです」と言われたことがある。
その言葉で、自分の伝え方を見直すきっかけになった。
間取りの要望をうまく伝えられず悩んだ日は、
「伝えることの難しさ」と向き合った日でもあった。
同時に、「どう伝えればいいか」を考え始めた日でもあった。
注文住宅は、自分たちの思いを形にしていくもの。
だからこそ、その思いを伝えることがとても大切になる。
完璧に伝えることは難しい。
それでも、少しずつ工夫しながら近づけていくことはできる。
これからも試行錯誤しながら、自分たちの理想を形にしていきたい。
そんなふうに思えた、少し悩みながらも前に進もうとした一日だった。
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