ときど土地探しとはどのようなのか?マイホームを建てる人はどういう行動をしているのか?などを発信します。
家づくりの間取りを考え始めた頃、各部屋にクローゼットをつくるのは当たり前だと思っていた。
寝室にはクローゼット。
子ども部屋にもクローゼット。
それが普通の間取りだと思っていたし、深く考えることもなく図面にもそのように描かれていた。
けれど、打ち合わせを進める中で「本当に各部屋に必要でしょうか」という話が出た。
最初は少し驚いた。
クローゼットは多い方が便利だと思っていたからだ。
そのとき、収納の考え方について少し説明を聞く機会があった。
最近は「家族の衣類を一か所にまとめて収納する」という考え方も増えているという。
いわゆるファミリークローゼットという形だ。
洗濯物を一つの場所にしまえる。
家族の服がまとまっている。
着替えや片付けの動きもシンプルになる。
そうしたメリットがあるらしい。
その話を聞いて、今の生活を思い返してみた。
洗濯物を畳むのは、ほとんどリビングだ。
畳み終わったあと、それぞれの部屋へ持っていく。
寝室へ。
子ども部屋へ。
一つひとつの距離は短いが、毎回移動することになる。
当たり前の動きだと思っていたが、よく考えると意外と手間がかかっている。
もし収納が一か所にまとまっていたらどうだろう。
洗濯物を畳んだあと、そのまま一つの場所にしまう。
それだけで家事の流れはかなりシンプルになる気がした。
また、部屋の使い方にも影響がありそうだと思った。
クローゼットがあると、その分部屋の形が制限されることもある。
家具の配置が難しくなる場合もある。
収納を別の場所にまとめることで、部屋をシンプルに使える可能性もあると感じた。
もちろん、各部屋に収納がある安心感も理解できる。
自分の物を自分の部屋にしまえる。
生活のスタイルによっては、その方が便利な場合もあるだろう。
だからこそ、「当たり前だからつくる」という考えではなく、暮らし方に合わせて選ぶことが大切なのだと思った。
各部屋のクローゼットは本当に必要か。
その問いを考えたことで、収納の意味を改めて見直すことになった。
収納は、ただ物を入れる場所ではない。
家事の動きや生活の流れを整える場所でもある。
どこに収納をつくるか。
どこにまとめるか。
その考え方一つで、暮らし方は大きく変わるのかもしれない。
家づくりは、こうした小さな疑問を一つずつ考えていく時間でもある。
今は、当たり前に思っていたことを見直すことが、とても大切な作業だと感じている。
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